元請け社長が失踪!資金繰りを瞬時に解決できたファクタリング事例


東北で建設業の社長をしてもう6年になります。7期目に向けて全力で仕事をしておりますが、なにぶん社員数も少ないことから、結構社員が自由散開して仕事を取ってきて現場に入ったり、足りない現場では突発的に人を借りてきたりして作業をしているような感じです。

この感じが個人的には心地よく、また目の行き届きやすい仕事なので満足して営業しています。

がしかし、このくらいの規模の会社というのは比較的建設業界の中でも単価の低い案件とか、ちょっとしたトラブルがありそうな現場を任されることもあり、仕方ないと言えば仕方ないのですが、トラブルが発生することもゼロではありません。

実は私、こういうトラブルには結構なれっ子なもので、資金トラブルが起きた時にはファクタリングを利用することにしていました。

手形割引という方法があることも知っていましたが、手形割引よりもファクタリングはリスクが少なく、また精神衛生上も良いことから最近はファクタリング利用推進派です。

ほとんどの場合は、入金期日までに元請けさんがお金を用意することができずに泣きつかれるとか、そういう感じのトラブルだったのですが今回のトラブルは一味違いました。元請けの社長さんが失踪したのです。

この業界では「ちょっと危ないかな」と思う相手先については入金期日の数日前ぐらいに「調子はどうですか」みたいな感じで雑談ぽいLINEとか電話を入れるようにしています。もちろん、入金が大丈夫そうかのチェックをしているなどとは受け取られないように慎重に行います。

このとき、相手先の社長がやったら調子が良さそうだったのでおそらくは大丈夫だろうと踏んでいたのですが、これがそもそもの間違いでした。相手先の社長はこの時点でおそらく飛ぶ準備をしていたのでしょう。そして入金期日。お昼12時の段階で入金がなければ確認の電話を入れるようにしているのですが、この段階で連絡がつきません。携帯も電源が入っておらず、相手先の会社の事務所に社員を行かせましたが完全にもぬけの空ということでした。というより、従業員さんとかはいたらしいのですが、話を聞いても社長と連絡が取れない・社長の家族も連絡が取れないの一点張りだったそうです。

経験上、こうなるとその日のうちに回収をするのはまず無理ですし、数ヶ月以内に一部でも回収できれば良い方です。

裁判を起こしてとか、支払い督促の手続きを踏んで裁判所に色々な手続きを踏んでもらうという方法もありますが、これはこれで時間がかかりますしお金もかかることなので、仕事をビジネスとしてみるのであれば、資金回収はまず不良債権として一旦塩漬けにしてまず手元に資金を集めてくることを考えなければなりません。

事業者融資を使う方法もありましたが、今回もやはりファクタリングです。

出来る限り条件の良い買取金額を提示してくれるところを見つけるために、今回私は普段のファクタリング業者ではなく一括査定サービスを使って新しいファクタリング業者を見つけることにしたのです。

というのも、今まで使っていたファクタリング業者は手数料が高いのがネックで審査はかなり柔軟に話をしてくれるのですが、毎回20%程度の手数料を取られていたのです。

毎回2割も取られていては話にならないので、今回はせめて目標、手数料1割で買い取りをしてくれる業者を探しました。すると、一括査定サービスを使った効果は凄まじく、問題なく手数料一割で買い取りをしてくれる業者が見つかったのです。

額面もちょっと大きめだったのですが、ここも全く問題ないということで、さすがに即日とはいかなかったものの申し込みをして連絡があったのは即日。

そこから契約がまとまって口座に現金を確認できたのは三日後。

申し込んだのが火曜日だったので、その週の中で問題を解決することができました。

建設業者の方や、工事関係の業者の経営者さんの中には、取引先や元請けさんからの入金がないということでお悩みの方もかなり多くいらっしゃると思うのです。

この場合まずやるべきことは、気持ち的には「相手先を詰めること」だと思うのです。でも、ビジネスとして考えるのならばそれは違います。

経験上、その日のうちに回収ができない状態でさらに相手先とも連絡がつかないとなるとほぼその日のうちに回収をするのは無理ですし、通常通りの回収ができる期待値もかなり低くなります。

なので、その状態になった瞬間に別のところから資金調達をする方向に頭を切り替えるのが何より重要だと私は思います。

実際に私はこの方法で、資金繰りを改善しましたし、月末を問題なく迎えることができました。ファクタリング業者とお付き合いがある方も、よりよい手数料の条件が見つかるかもしれないのでぜひ一度一括査定サービスを使ってみると良いと思いますよ。

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