従業員の大量離職!窮地を乗り切った30代社長の秘策・ファクタリング


30代、創業社長です。自分は少し特殊な建設業を経営しています。工事を請け負うタイプの建設業なんですが、現場が少々特殊なので詳細は伏せさせてください。

私も実はファクタリングで資金調達をして、なんとか会社を盛り返した一人です。あれは忘れもしません。去年の夏のことでした。

元々気の合う仲間と一緒に建設業を経営していたのですが、それぞれみんな様々な事情があって会社を離れて行くことになり、残ったのは創業メンバーの中では私一人でした。

それでも従業員の方は20名ほどついてきてくれていて、それぞれみんな特殊技能を持っていたためそれなりに高い給料を払ってあげることができていました。

もちろん現場の単価が高い現場が多く、特段これといって不満などは持っていなかったはずなんです。

しかし従業員の中で一人不満を持ってしまうとそれが伝染するのはよくあることで、ある日うちの従業員が、他の現場で偉いさんから直接1人工、というか1日あたりの単価を聞いてしまったそうなんです。

本来であれば守秘義務などの契約で絶対にあってはならないことなのですが、この業界ではどうしてもこういうことが起こります。

そしてその従業員はどうも考えが足りなかったようで、本来であれば単価と給料の差額は保険の費用や会社の留保などに回すべきお金なのですが、会社が自分の給料から中抜きしていると勘違いしたようで、自分の給料から中抜きをした金で飯を食っている社長を許すな!という、わけのわからない行動に出てしまいました。

そして猪突猛進型といえば聞こえはいいですが、1回思い込んだら人の話を聞かない性分の職人たちが多い会社でしたから、酒も入っていた関係で、あるミーティングの時に社員が一斉に辞表を叩きつけて出ていくということがありました。

さすがにここまで大量離職があると現場もまわっていきませんし、場合によっては入っている現場から損害賠償などを求められる可能性もありました。とにかく現場に行く人がいないとなるとその月の売り上げは立ちません。

にもかかわらず来月には様々なリース契約の代金だったり社会保険だったり、色々と払わなければならないものが出てきます。この時に私は、かねてから知っていたファクタリングというシステムで窮地を乗り切ることに決めました。

よくこういう体験談ではファクタリングを知らなかったので助かった!という投稿が目立ちますが、私の場合は最初からファクタリングを知っていました。ただ、使う機会がなかったので実際にファクタリングを利用したのはこれが初めてということになります。

そしてどのように乗り切ったかと言うと、これも事細かく説明することができれば良いのですが、実際にやったことというのは既に発行してある請求書をファイルから取り出してきて、ファクタリング一括査定サービスで手数料が安そうな会社さんを見つけ、電話をかけ、会社の存在を証明できる書類と請求書を実際に先方に送り、申し込みの審査結果を待つだけでした。

しかも私の個人信用情報や会社の信用情報は一切関係ありませんでした。なんだったら赤字でも審査に通過できることは知っていました。

そのため特に不安はなかったのですが、3時間後ぐらいに電話がかかってきてやはり、全く審査には問題がなかったので、これから振り込み処理を行うという連絡が入りました。

もちろんこの間に契約書のやり取りなどはあったのですが、申し込んでから半日程度でお金をスムーズに手に入れることができました。

何か山あり谷ありのドラマみたいなものを紹介できれば良かったのですが、実際はここまでスムーズで、ここまでシンプルでした。特に難しいやりとりも一切ありませんでした。

よく融資やビジネスローンの申し込みをすると貸借対照表がどうのとか、売り上げがどうとか説教じみた事を言われるらしいのですが、特に何かを言われることもなく手続きは完了しました。感動的な体験談とかは他のファクタリングを知らずに利用して窮地を脱出した社長さんにお任せするとして(笑)、ファクタリングを知ってはいるんだけれども経験したことがないという立場から言わせれば、特に感動もないほどスムーズでスピーディーな取引だったということをお伝えしておきます。


ちなみに、もう一つ言えることがあるとすれば、ファクタリングはきちんと一括査定サービスを使った方が良いと思います。一つのファクタリングサービスに申し込みをするとその結果待ちで結構な時間がかかってしまいます。

1ヶ月くらい資金の調達まで猶予があるケースであれば一軒一軒申し込みをしても時間はあるのでしょうが、特に時間がないという時は一括査定サービスに申し込んで最初からある程度絞った上で交渉をする方が良いと思います。

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