ファクタリングで迅速に対応したことにより、残業代請求が法廷闘争にならなかった事例


とある海外ブランドを中心に扱うアパレル関係の会社を経営しています。

手前味噌ではありますが百貨店さまとも口座を開かせていただくようになり、取引先の規模もだんだん大きくなってきている、成長途中の企業といって良いと思います。

今回、成長途中なのは良いものの、従業員から反旗を翻されるような出来事があり、ファクタリングによってその窮地を脱出することになりました。窮地といっても残業代の請求ですからこちらに非があることなのですが、それはともかくとして、とにかく今回はファクタリングに救われた形です。

もう12年ほど会社を経営していますが、その中で幾多の困難を乗り越えてきた社員たちが私の自慢です。信頼している社員達だったのですが、その中で何名か、昨年末に退職したものがおりました。

退職面談の際には、業務上のバランスなどの話が出ることはなくあくまで一身上の都合ということでしたが、私はその時何かおかしなものを感じ取っていました。

今となっては、これをきちんと理解していなかった私が悪いのですが。

とにかく退職した従業員の穴埋めもあることから従業員にはより一層努力してもらわなくてはならず、私も現場に入って作業することが多かったのですが、ある日突然全く知らない弁護士事務所から会社宛に封書が届きました。

内容証明郵便だというその内容を確認すると、昨年退職した社員のうち、1名が残業代の請求をしているという内容でした。残業代は規定に則って適正に給付しているはずでしたのでなぜこのような請求が入るのか全く私は理解することができず、先方の代理人弁護士に確認を取りました。

ところで、弁護士というのは非常に頭のいい方達がやっている職業だということがわかりました。とにもかくにも、こちらから連絡を入れるとこちらの一言一言に反応したり、弁護士独特の論理誘導であくまでもこちらに非があるような形での話し合いとなってしまいました。途中で危ないなと思った時にはすでに遅く、完全にこちらに非があるような形で話を進められてしまいました。

結論からあげてしまうと、私の部下で、労務関係の管理をしていた社員が個人的な判断で労務関係に手を出しており、そのが不適切であるということが判明しました。

とにもかくにも、この状況では残業代を大至急支払わなくてはなりません。しかしながら、請求されている残業代が非常に長期にわたるものだったため、その金額はかなりのものでした。内部留保から拠出することも考えましたが、新規の事業で今後支払いがかさむことが想定され、このような状態だと会社のスケジュールにも影響が出てきます。とはいえ、残業代は支払わなければならないもの。

場合によっては裁判所まで話がこじれてしまう可能性もあります。

そこでやむなく私は残業代を捻出するために、既に発行済みの請求書があるお取引先様の売掛債権を現金化することといたしました。2ヶ月後の入金予定だったのですが、こちらの入金を先んじて受け取ることができれば、残業代の支払いにあてることができると踏んだわけです。

売掛債権の売却は元々海外ではよくある話でしたし、私もファクタリングを使うことについては特に抵抗はありませんでした。

一括査定サービスがあることも知っておりましたので、私はこちらのサービスを使用してファクタリングを実行したのです。ちなみにファクタリングの一括査定サービスというのもいくつかのサイトがあるのですが、今回はファクタリングの体験談などが昔からよく掲載されていて、一括査定サイトを運営しているだけではなく、もう少しコミットする形で経営に困っている経営者に寄り添う姿勢を見せていたとある一括査定サイトを利用しました。

後から聞いた話ですが、一括査定サイトの中には全くファクタリング業界に関係のない人たちがただ単にリンクを貼っているだけの一括査定サイトもあるということでしたから、この辺りについては注意しておいたほうがよろしいかもしれません。

案の定といってよいかはわかりませんが、こちらの一括査定サイトを使ったところとにかくスピーディーに各ファクタリング会社の担当者から連絡があり、話をしてみるとどの会社も非常に受け答えがハキハキとしていて印象が良く、それでいて融資の申し込みではないため、どこかお互いに対等な立場で話をすることができました。

取引先自体が上場企業だったこともあって契約はほとんど待ち時間なしでまとまり、翌日には資金が揃っている状況でした。

ここまでスピード感があると、もはや銀行融資とは何だったのか?という気になります。

融資がおりるかどうかの判断を待つ、あの精神的な負担がないというのもかなり大きなポイントだと感じました。

それでいて、2社間ファクタリングを利用したことにより相手先の会社に迷惑がかかることも、またファクタリングを利用したことも気づかれなかったため、嬉しいポイントでした。

対応が早かったことにより問題もそこまで大きくなることがなく、残業代の請求を行った元社員とも良好な関係を保ったまま手続きを終えることにもなりました。

資金繰りに困った際に、銀行融資や様々な資金調達方法を考えるのは経営者の宿命でもありますが、このような時にファクタリングを利用するのは非常にオススメです。

なぜなら、ファクタリングは結果が出るまでの時間が非常に短いことから、その問題について頭を悩ませたり体を動かしている時間が圧倒的に短縮されるのです。これによって、経営者がメンタル的にも安定しますので、会社自体がぶれるということがあまりなくなります。特に中小企業の場合は経営者がメンタル的にやられてしまうとそれだけで授業が円滑に進まなくなることもよくある話です。

このことを肝に銘じ、今後も万が一資金繰りに困ってしまった際には積極的にファクタリングを活用しようと思った次第です。