「ファクタリングを申し込みたいけれど、審査に通るか不安・・」
「ファクタリングの審査がなるべく易しい業者を見つけたい・・」
こちらの記事を見てくださっている方は、
ファクタリングの利用にあたって、審査に通るかどうか心配な経営者の方が多いのではないでしょうか。
また、ファクタリング業者がたくさんある中で、ファクタリングの審査がなるべく易しい業者をお探しの方も多くいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、
「審査の厳しさから見た!ファクタリング業者比較まとめ 2021年3月最新版」
をご紹介します。
この記事を読むことで、
審査が易しいファクタリング業者を見つけられると共に、自分にあったファクタリング業者を見つけられる方法がわかります。
業者の種類別 審査の厳しさ比較
ファクタリングの審査に関して、厳しい業者もいれば、易しい業者もいます。
まずファクタリング業者は2種類に分類できます。
・大手企業のファクタリング業者
・中小企業のファクタリング業者
業者の種類で、審査の厳しさが変わってきます。
比較したものが下の表です。
ファクタリング業者が大手だとかなり審査が厳しく、逆に中小だと審査は易しいです。
ここからは業者の種類別で、より具体的な業者の審査について解説しながら、その業者の特徴についても述べていきます。
年商100億円規模の企業向け ファクタリングの審査が通りやすい業者2選
年商100億円規模の企業がファクタリングを行う場合は、大手企業のファクタリング業者を利用するのがおすすめです。
なぜなら、大手企業のファクタリング業者であれば、資金力があるため高額な利用も可能ですし、利用額が大きい分手数料の比率が低くなります。
大手の中でも、審査の通りやすい業者を2社ご紹介します。
大手企業向け その1:三菱UFJファクター
メガバンクの三菱UFJ銀行を母体とするファクタリング業者です。資本金20億円、従業員数470名、設立は1977年と40年に渡る実績を誇ります。
また買取ファクタリング以外にも、根保証や下請債権保全支援事業など売掛先の会社が倒産した場合でも保証するファクタリングサービスを展開しています。
審査についてはかなり厳しく、融資審査並みの厳格さです。
3社間ファクタリングが前提となり、審査にかかる時間は2週間以上かかることも珍しくありません。ですが、三菱UFJ銀行と取引がある場合、スムーズに契約できることがあります。
また、ファクタリングの買取可能額は最低1億円以上となっているため、数百万円レベルの少額では取り合ってもらえない可能性があります。かなり大きな売掛金に対するファクタリングを対象にしています。
大手企業向け その2:GMOペイメントゲートウェイ
GMOグループが展開しているファクタリング業者です。上場企業ですので、かなり安心感があります。
審査はかなり厳しいです。
ですがその分、手数料が低いのが特徴です。手数料は2種類のプランによって異なり、スポットプランというものであれば3%〜、継続プランというものであれば2%〜です。
審査期間は1週間程度、審査後の入金スピードは最短2日と、大手の中では比較的早い方になります。
売掛金の買取可能額は、スポットプランというものであれば300万円〜1億円、継続プランというものであれば100万円〜1億円です。
ファクタリングを利用する際の必要書類は、以下の3点になるのでGMOペイメントゲートウェイでファクタリングを検討している方はチェックしてみてください。
・決算書2期分
・審査依頼書(GMOのフォーマット、問い合わせ後に送付される)
・買取希望の債権の請求書・見積書・発注書等
年商1億円規模の企業向け 審査が易しいファクタリング業者2選
年商1億円規模の企業がファクタリングを行う場合は、中小企業のファクタリング業者を利用するのがおすすめです。
なぜなら、中小企業のファクタリング業者であれば、少額からの利用もできますし、即日入金などスピーディーに対応してくれるからです。
少額でも可能な分、手数料は割高になりますが、その分審査が通りやすいという利点があります。
中小企業の中でも、審査の通りやすい業者を2社ご紹介します。
中小企業向け その1:ワイズコーポレーション
池袋にある中小独立系のファクタリング業者で、審査はあまり厳しくありません。2社間・3社間ファクタリング、どちらも対応しています。
手数料は5%〜25%とやや割高ですが、即日入金も対応していますし、買取可能額は最低50万円から最大5000万円までと幅広く対応しています。
また最大の特徴としては、オンラインで審査・契約が完結する点です。そのため、かなりスピーディーにファクタリング審査・契約・入金まで行うことが可能です。
ファクタリングを利用する際の必要書類は、
【申込与信審査】
・決算書(直近2期分)
・売掛先との契約書、請求書、発注書等
・入出金の確認がとれる通帳
【面談時の必要書類】
・申込与信審査の必要書類の原本 ※上記3点
・会社謄本
・印鑑証明書(法人・代表者個人)
・代表者個人の住民票
・代表者の身分証明書(顔写真の付いたもの)
になります。
ここで即日入金の流れの一例をご紹介します。
朝一で資金繰りに問題があると判明した場合、必要書類を揃えて、ワイズコーポレーションに連絡します。
早ければ2時間程度でコールバックがあるので、そこで条件を応諾できるようであれば、正午くらいには契約手続きが完了します。
タイムラグがある可能性はありますが、その後に着金されるため、即日入金が可能という流れです。
即日入金のファクタリングは、資金調達で急を要する場合に非常に有効な方法の一つです。
中小企業 その2:えんナビ
上野にある中小独立系のファクタリング業者で、審査は比較的易しめです。
建設業、運送業、人材派遣、製造業のファクタリングが得意な業者です。2社間・3社間ファクタリング、どちらも対応しています。
手数料は5%〜と記載されていますが、買取金額によっては20%ほどになることもあるため、やや割高ですが、申し込みから最短で翌日の入金も対応してくれます。
買取可能額は、上で紹介したワイズコーポレーションと同じく、最低50万円から最大5000万円までです。
遠方からの依頼にも対応しており、お客様の要望があれば出張サービスも行っていますし、法人だけでなく、個人事業主に対してのファクタリングも可能な業者です。
ファクタリングを利用する際の必要書類は、
・売掛先の請求書や契約書(過去3か月分も含む)
・担当者とやり取りしているメールのキャプチャー画像
・法人口座の通帳コピー(3か月分)
・納税証明書・決算書(直近2期分)
になりますので、えんナビが気になる方は、チェックしてみてください。
ファクタリング業者 審査の厳しさ比較まとめ
ここまでファクタリング業者を4社紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
審査に関して一般的には大手のファクタリング業者は厳しく、中小のファクタリング業者になると易しくなる傾向にあります。
また、大手企業ではファクタリングの金額が大きい分、審査が厳しいですが、手数料の比率は低いです。ファクタリングする金額が少ないと審査が易しい分、手数料の比率が高いという傾向があります。
ですので、自社の条件にあったファクタリング業者を見つけることがとても大事です。
自分の会社にあったファクタリング業者を見つけよう
この記事では、ファクタリングの審査に着目しながら、各業者の違いや傾向についてご紹介しました。
自社の状況や売掛金、求めるファクタリングの条件次第で、選ぶべきファクタリング業者は変わってきます。
審査だけで見ても様々な側面がありますし、ファクタリング業者によって、「手数料・入金スピード・審査の手続きの手間・業者の歴史(信用できる業者なのか)」などメリット・デメリットも様々です。
ですので、ファクタリング業者を選ぶには、
まずは「ファクタリング業者の一括見積もり」をお勧めします。
なぜなら、あなたの会社の状況・利用額・求める条件などによって、どのファクタリング業者を利用した方が良いかは変わってくるからです。
また一社だけみて決めるよりも、色々な業者をみて決める方が、よりあなたにあったメリットの大きいファクタリングができます。
ファクタリング業者一括見積もりによって、まとめて色々な業者とやりとりできますので、あなたの会社にあったファクタリング業者を効率的に見つけることができます。
ぜひ、あなたの会社にあったファクタリング業者を見つけていただければ幸いです。