【2021年最新版】日本政策金融公庫の中小企業向け融資と金利一覧

企業が、銀行融資の中で最も資金調達を行いやすいと言われているのは日本政策金融公庫ですが、日本政策金融公庫には様々な内容の融資制度があります。

 

融資の種類や条件によっては、選ぶ際に最も重要と言っても過言ではない金利が変わってきます。

 

そこでこの記事では、日本政策金融公庫における中小企業向けの融資について解説を行い、その金利についても紹介していきます。

 

この記事を見ることで、日本政策金融公庫の中小企業向け融資の金利について把握することができるので、安心して融資の申し込みや事業の継続に向けての資金調達の準備に取り組めるようになります。

 

日本政策金融公庫における融資の種類

 

日本政策金融公庫(以下、「公庫」)の融資について解説していきます。

 

まず、公庫の融資は大きく3つの対象によって分かれます。

 

対象別公庫融資の種類

 

①国民生活事業・・・個人事業主やフリーランス、小規模企業向けの小口資金や新規開業資金、教育ローンなどを融資。融資額の平均は約700万円。短期の運転資金も取り扱いあり

 

②中小企業事業・・・中小企業向けの長期事業資金を融資。融資額の平均は約1億円。短期の運転資金は取り扱いなし

 

③農林水産事業・・・農林漁業や国産農林水産物系を取り扱う加工流通分野の長期事業資金を融資

 

今回、②中小企業融資について、詳しく見ていきます。

 

また、中小企業融資の対象についてですが、業種によって規模が異なります。

 

中小企業融資における対象業種と対象規模

 

■ 製造業(*1)、建設業、運輸業など

→資本金3億円以下 または 従業員300人以下

 

■ 卸売業

→資本金1億円以下 または 従業員100人以下

 

■ 小売業・飲食店

→資本金5千万円以下 または 従業員50人以下

 

■ サービス業(*2)
 ※一部、対象とならない業種があります

→資本金5千万円以下 または 従業員100人以下

 

(*1) 製造業のうち、ゴム製品製造業(自動車または航空機用タイヤ及びチューブ製造業、工業用ベルト製造業を除く)は、資本金3億円 以下または従業員900人以下。

 

(*2) サービス業のうち、旅館業は、資本金5千万円以下または従業員200人以下、ソフトウエア業及び情報処理サービス業は、資本金3 億円以下または従業員300人以下。

 

上記に当てはまらない大企業に関しては、公庫融資は受けられません。ですが、対象として当てはまる場合は、検討してみる価値があると思います。

 

日本政策金融公庫の中小企業向け融資制度と金利

 

では、本題の「公庫の融資の金利」について、解説していきます。

 

まず、公庫の融資には、様々な内容の融資が存在します。その内容ごとに、条件や期間が変わります。以下、中小企業向けの長期事業資金の融資について一覧にしました。

 

中小企業向けの長期事業資金

 

【新企業育成貸付】

(1)新事業育成資金

(2)女性、若者/シニア起業家支援資金

(3)再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)

(4)新事業活動促進資金

(5)中小企業経営力強化資金

 

【企業活力強化貸付】

(6)企業活力強化貸付

(7)IT活用促進資金

(8)海外展開・事業再編資金(クロスボーダーローン)

(9)地域活性化・雇用促進資金

(10)事業継承・集約・活性化支援資金

(11)観光産業等生産性向上資金

(12)働き方改革推進支援資金

 

【環境・エネルギー対策貸付】

(13)環境・エネルギー対策資金

(14)社会環境対応施設整備資金



【セーフティネット貸付】

(15)経営環境変化対応資金

(16)金融環境変化対応資金

(17)取引企業倒産対応資金

 

【企業再生貸付】

(18)事業再生支援資金

(19)企業再建資金

 

【その他の融資制度】

(20)災害復旧貸付

(21)東日本大震災復興特別貸付

(22)令和元年台風第19号等特別貸付

(23)令和2年7月豪雨特別貸付

(24)新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付

(25)挑戦支援資本強化特例制度(資本生ローン)

(26)公庫融資借換特例制度

(27)シンジケートローン特例

(28)設備資金貸付利率特例制度(東日本版)

(29)設備資金貸付利率特例制度(全国版)

(30)5年経過ごと金利見直し制度

 

※中小企業の海外現地法人等の現地流通通貨建て資金調達支援

(31)スタンドバイ・クレジット制度 

 

かなりの数がありますね。これらの融資制度の中でよく利用される「新企業育成貸付」の5つの融資について、概要を紹介します。

 

①新事業育成資金

【利用できる方】

新規性、成長性のある事業を始めておおむね5年以内の方など

 

【融資限度額】

7億2,000万円

 

【融資期間(うち据置期間)】

設備資金:20年以内(5年以内)

運転資金:7年以内(2年以内)

 

 

②女性、若者/シニア起業家支援資金

【利用できる方】

女性または35歳未満か55歳以上の方であって、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方

 

【融資限度額】

7億2,000万円(うち運転資金2億5,000万円)

 

【融資期間(うち据置期間)】

設備資金:20年以内(2年以内)
運転資金:7年以内(2年以内)

 

 

③再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)

【利用できる方】

廃業歴等のある方など一定の要件に該当する方であって、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方

 

【融資限度額】

7億2,000万円(うち運転資金2億5,000万円)

 

【融資期間(うち据置期間)】

設備資金:20年以内(2年以内)
運転資金:7年以内(2年以内)

 

 

④新事業活動促進資金

【利用できる方】

「経営革新計画」の認定を受けた方、経営多角化、事業転換などにより、第二創業または新たな取り組みなどを図る方など

 

【融資限度額】

7億2,000万円(うち運転資金2億5,000万円)

 

【融資期間(うち据置期間)】

設備資金:20年以内(2年以内)
運転資金:7年以内(2年以内)

 

 

⑤中小企業経営力強化資金

【利用できる方】

外部専門家の指導や助言、または「中小企業の会計に関する基本要領」などの適用により、経営力の強化を図る方

 

【融資限度額】

7億2,000万円(うち運転資金2億5,000万円)

 

【融資期間(うち据置期間)】

設備資金:20年以内(2年以内)
運転資金:7年以内(2年以内)

 

以上のように、どの融資を使うかによって利用対象や融資限度額、融資期間が変わってくるので、自分にあった融資制度を選ぶことが重要です。

 

金利一覧

 

そして金利ですが、中小企業事業の融資の場合、基本的に貸付期間によって変わってきます。基準利率は1.1%~1.3%となっており、融資の中でも相当金利が低いと言えます。そこに、特別金利が適用されると0.3%や0.4%というかなり低い金利で融資が可能です。

 

以下に、金利の表を載せておきます。

 

 

以上です。特別金利の適用には、担保の有無や保証人の有無など、様々な条件が必要となってくるので、実際に申し込んで確認していくのが良いと思います。ですが、基準利率で借りたとしても、通常の銀行での融資より金利は抑えられているので、かなり良心的と言えます。

 

まとめ

 

この記事では、公庫における中小企業向けの融資について解説を行い、その後融資の金利についても紹介しました。公庫融資に興味のある方は、ぜひチャレンジしてみると良いと思います。

 

 

ですが、

 

・赤字決算かつ事業計画も厳しい状況

 

・借り入れを行うのに信用がない(金融ブラックなど)

 

・税金を滞納している

 

という方は、公庫融資以外の資金調達方法を検討してみてはいかがでしょうか。上記に当てはまる場合、そもそも公庫融資の審査は通りません。

 

ちなみにですが、世の中には公庫融資以外の資金調達方法というのも存在します。もちろんメリット・デメリットはありますが、資金調達を行う上で不安がある場合でも、使えるものがあります。

 

 

そこで、資金調達を行う上で不安になり得る要素について書き出してみました。

 

資金調達での不安になり得る要素

・担保や保証人を用意できない

 

・借り入れを行うのに信用がない(金融ブラックなど)

 

・税金を滞納している

 

・即日入金でないと資金繰りが厳しい

 

・銀行には既にいくつも融資を断られてしまった

 

・赤字のため、そもそも融資は厳しそうだ、、と感じている

 

上記に一つでも当てはまる方がいましたら、ファクタリング」を検討されてはいかがでしょうか。

 

公庫融資が全くうまくいかなかった方々の資金調達を可能にした手段が、ファクタリングです。

 

ファクタリングは手数料が高いというデメリットがありますが、その分審査が通りやすく、業者によっては即日入金も可能という大きなメリットがあります。

 

ファクタリングが気になる方は、まずはファクタリング業者の一括査定を利用するのがお勧めです。たくさんのファクタリング業者がいて選びきれない中で、あなたに合うファクタリング業者をピックアップできます。

 

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