ファクタリングをする時に必要な契約書類について

資金繰りの改善のために「ファクタリングを使ってみよう」と思い、調べているうちに、気になるのが、どんな書類が必要なのかという点ではないでしょうか?

そこで今回は、ファクタリングを申し込む際に「どんな書類が必要なのか」をまとめました。

この記事を読むことで、必要な書類が全て分かるようになり、事前に準備しておくことで、審査をスムーズに進めることができます。


特に、即日対応のファクタリング業者に依頼する際は、即日での入金を可能とするためにも、しっかりと必要書類を確認しておきましょう。

ファクタリングに必要な書類は6つ

 

ファクタリングに必要な書類
  1. 履歴事項全部証明書
  2. 印鑑証明書
  3. 決算書や確定申告書のような会社の業績が確認できる資料
  4. 売掛先企業との基本契約書
  5. 個別の契約書や発注書、納品書、請求書など
  6. 過去の入金の確認ができる通帳

 

上記が基本的に必要となる書類です。もちろんファクタリング業者によっては、上記以外にも必要な書類がある場合もありますが、だいたいは上記で賄えます。

それぞれの書類を詳しく解説します。

 

1.履歴事項全部証明書

いわゆる「登記簿謄本」です。発行日より3か月以内のものが必要になります。



2.印鑑証明書

会社法人印の印鑑証明書が必要になります。こちらも発行日より3か月以内のものが必要です。



3.決算書や確定申告書のような会社の業績が確認できる資料

直近3年分あるとたいていの業者に対応できます。また、前回の決算月より3~6カ月以上過ぎている場合は、試算表などが必要な可能性もあります。



4,取引先企業(売掛先企業)との基本契約書

取引に関する約束事が書かれた基本契約書にが必要です。ファクタリング業者は、この契約書を見て、売掛金の回収条件などを確認します。



5.売掛金が証明できる書類

個別の契約書や発注書、納品書、請求書などがあたります。具体的には、売掛金の元になる商品やサービスに対する契約書や発注書、請求書など、売掛債権の額や入金日の確認が行えるものが必要になります。

 

そして、ファクタリング業者が、最も重要視する書類です。



6.過去の入金の確認ができる通帳

ファクタリング後の回復の見込みやや支払い能力があるかを確認されます。多少の債務超過は問題視されませんが、1ヶ月後の支払いまで会社が持つのかどうか、という観点でチェックされます。

 

ファクタリングでは多くの場合、これら6つの書類が必要となります。

 

ですので、事前にこの6つの書類を揃えておくことで、とても素早く資金を調達することができるようになります。最短で即日での資金調達も可能でしょう。

 

また利用する業者や自社の状況によっては、以下の3つの書類を求められることもあります。

 

・身分証明証

・不動産関連書類

・賃貸関連書類

 

余裕があれば準備しておくか、事前にファクタリング業者に問い合わせしましょう。

 

まさに「備えあれば憂いなし」ということです。

 

決算書が赤字だとファクタリングはできない?

 

結論から言うと、赤字でも原則問題はありません。

 

ファクタリングの審査では、定期的に売掛金が発生しており、期日どおりに入金されているサイクルがあるかどうかが重要視されます。

 

つまり、たとえ自分の会社が赤字でも、売掛先の会社が信用のある会社であれば、審査に通る可能性は高いということです。

 

ですので、銀行やビジネスローンの場合は、赤字決済だと審査が通らず、融資を受けられないことがほとんどですが、ファクタリングの場合は、赤字決済でも利用できる可能性があります。

 

また、逆に黒字でも取引先の経営状況が良くないと、審査に落ちる場合もあります。実際にファクタリング出来るかどうかは、審査に申し込んで査定してもらわないいと分かりません。

 

なので、まずは査定に申し込んでみることから始めましょう。

 

よりスピーディーにファクタリングで資金を調達するために


必要な書類を揃えてから審査をするのが、一般的な流れになりますが、書類を揃えるのに時間がかかるという場合もあるでしょう。しかしそれでは、素早く資金を手にすることができません。



そんな場合、審査に必要な書類だけでも揃えて先に審査をし、契約に必要な書類は後から用意するという方法が使えます。

業者によりますが、審査に必要な書類は



・売掛金が証明できる書類もしくは、取引先企業(売掛先企業)との基本契約書
・過去の入金の確認ができる通帳



となる場合が多いです。



要は、きちんと資金が回収できるのかを判断する書類が必要となるということです。

これらの書類だけでも揃えて、先に審査をスタートさせ、同時進行で残りの書類を準備することで、よりスピーディーに資金を調達することが可能になります。

なおその際は、審査に申し込む段階で、契約に必要な書類を確認することを忘れないようにしましょう。

提出書類が少ないファクタリング業者はお手軽!と思いきや…

 

ここまでファクタリングに必要な書類を見てきました。

 

「役所まで行ったり、情報を整理したりして書類を用意するのは大変だな」と感じる方もいるでしょう。

 

中には、「書類は少なくても契約可能です」ということをウリにしているファクタリング業者も居ます。少しでも書類を揃える労力を減らしたいので、こうしたファクタリング業者を魅力的に感じるかもしれません。

 

しかし、こうした業者には注意が必要な場合が多いです。

 

なぜなら、ネット上に虚偽の情報を記載していたり、最悪の場合、営業の実態がなかったりする悪徳業者である可能性が高くなるからです。

 

このような業者に申し込み、詐欺にあわないように、提出書類が少ないからという理由だけで安易に申し込むのではなく、しっかり調べた上で申し込みしましょう。

 

そして今回紹介している必要書類は、基本とも言える書類です。そうした書類を省くということは、契約にいい加減な疑いがあります。

 

ですので、労力を減らしたいなら、書類の少なさウリにする業者よりも、オンラインで契約で来店が不要などのファクタリング業者を利用することをオススメします。

 

まずはファクタリングに申し込んでみることがオススメ

 

おさらいすると、ファクタリングに必要な書類は、下記の6つです。

 

・履歴事項全部証明書

・印鑑証明書

・決算書や確定申告書のような会社の業績が確認できる資料

・売掛先企業との基本契約書

・個別の契約書や発注書、納品書、請求書など

・過去の入金の確認ができる通帳


そして、審査に必要な書類は下記の2つです。


・売掛金が証明できる書類もしくは、取引先企業(売掛先企業)との基本契約書
・過去の入金の確認ができる通帳

少しでもファクタリングに興味があるなら、こちらの2つの書類だけを用意して、まずはファクタリングに申し込んでみましょう。

初めてファクタリングを申し込むならば、一括査定をオススメします。

一括査定なら、労力は最小限であなたの会社にあったファクタリング業者を素早く見つけることが出来るからです。

 

また一括査定をする際も、今回の書類を事前に準備しておけば、だいたいの業者には対応できるので、スピーディーな対応が可能なります。


ぜひ今回の内容を参考に書類を用意して、一括査定をしてみてください。

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