つなぎ資金の調達方法とは?つなぎ融資の代表的な方法と注意点を伝授

つなぎ資金の調達方法とは?つなぎ融資の代表的な方法と注意点を伝授

順調に企業経営をしていても、突然訪れる可能性があるのがつなぎ資金不足です。順調な経営を続けていても、急な出費が嵩み、一時的な資金不足に陥ると、企業経営を続けていくことが難しくなります。

この記事ではそんなつなぎ資金不足になった場合、どのような方法で資金を調達すべきか?という点を中心におすすめの資金調達法や、その方法を利用する場合の注意点をまとめていきます。

つなぎ資金をどのように確保するのか。この点に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

つなぎ資金と運転資金の違い

企業運営行う以上、資金確保は経営者の責務とも言えるでしょう。企業が問題なく事業をすすめていくために必要な現金をしっかりと用意するのは重要なポイントです。

そんな企業運営に関する資金には、いろいろな種類があり、特に重要になるのが、つなぎ資金運転資金です。

まずはつなぎ資金と運転資金の違いについてきちんと理解しておきましょう。

つなぎ資金

つなぎ資金とは、一般的には住宅を建てる際の住宅ローンなどで使用される単語です。住宅ローンはあくまでも住宅が建ってから利用開始となるローンですが、住宅を建てるための費用が必要な場合、住宅ローンを組む前に資金を調達する必要があります。

この住宅ローンが利用できるまでの期間を埋めるための資金をつなぎ資金とよび、そのための融資をつなぎ融資と呼びます。

企業経営にこの考え方を当てはめると、商取引を行い、その利益が入金されるまでの間、必要となるのがつなぎ資金ということになります。

仮に500万円の売掛金があり、その入金が2ヶ月後だとします。その企業は売掛金が入金されるまでの2ヶ月間も企業経営を続けていく必要があり、その間必要な資金がつなぎ資金となります。

つなぎ資金とは、一時的に必要となる資金と考えて問題ないでしょう。

運転資金

運転資金とは、その企業が存在する以上、支払う必要があるすべての資金のことを指します。事務所を維持する費用、光熱費、人件費、税金を納付するための資金などなど。仮に売り上げがなくても、最低限必要となる資金を運転資金と言います。

運転資金は企業の状況に関わらず常に必要な資金であるため、つなぎ資金とは性格の違う資金といえるでしょう。

つなぎ資金を調達する方法

つなぎ資金が不足するというのはどの企業にも起こり得る状況です。仮に企業経営が順調で、財務上は黒字経営となっていても、売掛金の入金を待つ期間にはつなぎ資金が必要であり、この資金が尽きてしまうと、黒字でありながら倒産するという黒字倒産にもなりかねません。

そんなつなぎ資金不足に対応するためには、資金の調達法を知っておくことが重要になります。企業経営者である以上、しっかりと資金確保の方法を理解しておきましょう。

金融機関からの融資を頼る

つなぎ資金であろうが、運転資金であろうが、企業運営に必要な資金が不足する以上、どこからか現金を調達する必要があります。その代表的な方法が資金融資です。

資金融資にはいろいろな方法があります。代表的な方法を如何に列挙してみましょう。

  • 銀行などからの資金融資
  • 日本政策金融公庫からの資金融資
  • 銀行やノンバンクのビジネスローン・商工ローン

代表的な方法を上げてもこれだけの融資方法があります。この中でつなぎ資金の確保に有効となるのが、ビジネスローン・商工ローン、そして手形割引です。

銀行や日本政策金融公庫からの資金融資は、申し込みから入金まで時間がかかるという問題があります。

銀行や日本政策金融公庫からの資金融資は、比較的高額まで申し込むことが可能ですが、その分審査が厳しくなる傾向にあります。借り入れした以上、長期間にわたって返済していく義務があるため、貸す側としてはその企業の現状はもちろん、将来性なども加味して審査を行うことになります。

そんな審査を受けるためには、単に申し込むだけではなく、今後の事業計画書や返済計画、また、運転資金の削減に関する計画なども書面にして提出する必要があります。

何より時間がかかるというのはつなぎ資金を確保する方法としてはおすすめできないポイント。つなぎ資金はできればほかの方法で確保したいところです。

ビジネスローンに関しては、どこで契約するかによって最短申し込み即日に現金を手にできる可能性がある資金調達法です。現金化スピードが早く、つなぎ資金の確保には最適な融資といえるでしょう。

こうした融資方法のデメリットは、総じて金利が高いという点。金融機関からの資金融資と比較するとかなり高金利となる傾向にあり、それだけロスが大きい資金調達法となる点が大きなデメリットです。

また、これらの資金調達法も貸金契約であることは変わりなく、利用した以上長期間にわたって返済の義務が生じます。つなぎ資金の確保としては優秀ですが、長期的な視点で見ると、利用しにくい部分があります。

また、つなぎ資金の確保のために、こうした貸金契約を結んでしまうと、その後事業拡大や新規事業立ち上げのために大きな資金を借り入れようとした場合、融資審査に通りにくくなるというのもデメリットです。

手持ちの資産を担保に借り入れる

ビジネスローンは無担保が基本ですが、その分金利も高くなります。その点担保を用意した資金融資であれば、金利も低くなる傾向にあり、より利用しやすいといえます。

企業が持つ不動産や株式、また手形を利用した手形割引などもこの項目に含まれるしkん調達法です。

資産を担保にした融資の問題は、現金化に時間がかかる、返済できなかった場合資産を失う可能性があるという点です。

現金化スピードという点では、ここで紹介した中では手形割引がスピード感のある資金調達法となります。取引する業者によっては即日現金化も可能ですので、この点では利用しやすい方法となります。

資産を担保に借り入れをするデメリットは、やはり返済に困った場合のリスクです。手形割引の場合は、利用した手形が不渡りを出すと、その弁済は利用した企業が行う必要があり、大きなリスクとなります。

資産を持っている企業であれば利用できるつなぎ資金の確保法ですが、ある程度リスクを伴う方法ともいえるでしょう。

手持ちの資産を売却する

リスクが少ないという点ではもっともおすすめの方法が、手持ちの資産を売却するという方法です。もちろん売却した資産は失いますが、確実に現金を手にできる方法でもあります。

問題は現金化のスピードです。例えば不動産を売却するといっても、すぐに現金が入るというケースは稀で、基本的には時間がかかる方法となります。

株式などは売却して即現金が手に入りますが、売り抜けるタイミングを間違えると大きな損失にもつながりかねません。このあたりの判断が難しくなります。

手持ちの資産を売却するという方法で、つなぎ資金の調達にもっとも適しているといえるのがファクタリングという方法でしょう。

つなぎ資金の確保にはファクタリングがおすすめ

つなぎ資金の確保にお勧めしたいのがファクタリングという方法です。ファクタリングは手持ちに売掛債権をファクタリング会社に売却することで、売掛金を早期現金化するという資金調達法。

そもそも企業がつなぎ資金を必要とするケースでは、売掛金が入るまでの期間を乗り越えるために資金が必要というケースがほとんど。その売掛金が即現金化されるわけですから、そもそもつなぎ資金が不要となるわけです。

そんなファクタリングがなぜつなぎ資金確保に最適かという点に関して、ファクタリングの特徴とともに紹介していきましょう。

現金化スピードが早い

まずおすすめするポイントは、現金化のスピードの早さです。

一般的なファクタリングでは、申し込みから現金化まで2~3日程度、銀行等の金融機関が提供するファクタリングでも1週間程度、さらに一部ファクタリング会社では、即日現金化にも対応しています。

いずれの方法も、ほかの資金調達法と比較すると現金化が早く、急ぎ現金が必要なケースが多いつなぎ資金の確保という点では非常に優れた資金調達法となります。

比較的利用しやすい

ファクタリングは売掛債権を売却する方法のため、売掛債権を持っていればどんな企業でも利用しやすいというのもおすすめのポイント。

仮に申し込む企業が債務超過であろうと、税金滞納の状態であっても、利用できる可能性があるというのが魅力です。

なぜこうした財務状況が厳しい企業でも利用可能かというと、ファクタリングで行われる審査のポイントに理由があります。

ファクタリング会社としては、買い取る売掛債権が確実に現金化されるかどうかという点こそがもっとも重視すべきポイントとなりますので、審査の最重要ポイントも、申し込み企業ではなく取引先の信用情報ということになります。

仮に申込企業が債務超過の状況でも、取引先が大きな企業で、売掛金が確実に現金化されるとなれば、契約できる可能性は高くなります。

どんな状況の会社でも比較的利用しやすいというのは、大きなメリットといえるでしょう。

返済義務がない

繰り返しになりますが、ファクタリングが債権譲渡契約です。つまり貸金契約ではないということになります。

貸金契約ではありませんので、返済の義務もなければ、自社の信用情報に影響を与えることもありません。

むしろファクタリングを利用することで、売掛金が現金に変わりますので、バランスシートはオフバランス化され、後の資金融資審査などの場面で有利になるというケースも考えられます。

まとめ

企業経営をする中で、どうしてもつなぎ資金が必要になった場合、どのように資金を調達するかは大きな問題です。

つなぎ資金が必要になるたびに資金融資を頼ってしまうと、やがて債務超過に陥ってしまうかもしれませんし、仮に将来的に事業拡大や新規事業立ち上げをする際に、大きな金額の資金融資を受けにくくなってしまいます。

つなぎ資金の確保でポイントにしたいのが現金化の早さと、将来的な影響です。

その点でおすすめできるのがファクタリング。ファクタリングは最短即日現金化も可能な資金調達法の上、貸金契約ではないため信用情報にも影響を与えない方法ですので、つなぎ資金の確保に最適な調達法といえます。

つなぎ資金が不足した場合はファクタリングで凌ぎ、将来的により多くの運転資金の確保が必要になった場合、大きな金額を借りることも可能な金融機関からの融資を頼るというのがおすすめのパターンとなります。