【運送業】燃料代やリース代が予想以上に値上がり来月の支払いが困難に…配送会社が突然の窮地をファクタリングでジャンプ!

今回はインタビュー形式でお送りします。お話を伺うのは運送業を営まれているSさんです。

Sさんの会社プロフィール


・業種:運送業
・年商2億2200万円
・売掛金1200万円
・調達額 1320万円
・入金日:2ヶ月後

Contents
  1. 設立20年の中堅運送会社を経営するSさん
  2. 資金調達にファクタリングの活用を決めたSさん、さっそくファクタリング会社を探しますが…
  3. 現在は定期的にファクタリングを取り入れ会社の柔軟さもパワーアップ
  4. まとめ

設立20年の中堅運送会社を経営するSさん

主に製造業や、小売業向けの配送サービスを中心に細やかな気配りと臨機応変の対応で地域の物流を支えてきたSさんの配送会社。
そんなSさんの会社も昨今の世界情勢の煽りをくらい、突発的な資金不足に陥りますが、社風を体現するような家族とスタッフのチームワークで華麗に切り抜けたその体験を伺っていきたいと思います。

インタヴュアー:まずはSさんの会社について教えてください。

Sさん:
私たちは地元で中堅の運送業者として、日々お客様の大事な商品を東西南北日本中あらゆるところへ届けるお手伝いをさせていただいてます。もちろん、商品の扱いの丁寧さも売りです。

インタヴュアー: すばらしいことですね。日夜物流を動かしておられる運送業の方々には頭が下がります。 地域の方々にとってもなくてはならないお仕事ですね。いつもお疲れさまです。

Sさん:
ハハ、イヤありがとうございます。そう言っていただけるのが我々何よりの励みです。

インタヴュアー: このところ長く不穏な世界情勢が続いている影響で、燃料代の値上がりなんかは特に急激な印象ですが、やはりピンチの原因はそのあたりでしょうか?

Sさん:
燃料代の値上がりはほんとうに厳しいものがあります。しばらくは対応が間に合わなくてあっちこっちにしわ寄せがいきました。そこにリース代の値上がりが被さってきたもんだからとうとう1件だけ、どうやっても支払いが間に合わないリース代がでるぞ、となったんです。経営自体はそこまで窮してないのに、とにかくタイミングが悪かったですね。
と言っても値上げの煽りは0じゃないですから、プール資金にそこまで余裕があるじゃなし、ちょっと困ったぞ、と言った感じでした。

インタヴュアー: 全体で見れば資金は足りているのに、今だけ足りない、という状態になってしまったわけですね。

Sさん:
再来月以降は入金も余裕がある予定でしたから、その1社に支払いを待ってもらうことも考えたんですが、そこは過去にも一度支払いを延ばしてもらったことがあったのでこれ以上印象を悪くしたくなく、資金調達を何とかするしかないという結論になりました。

インタヴュアー: そこで最終的に選ばれたのがファクタリングということですが、最初からファクタリングの活用を考えておられました?

Sさん:
イヤ、当時はファクタリングをよく知らなかったのでパッと思いつくのはビジネスローンか銀行でした。

ただ、過去に支払い延期をしてもらったことなども審査でわかってしまうでしょうし、通る可能性は高くない、よしんば通ったとしてとても来月には間に合わんだろうと。

いっそ個人資産をちょっと切り崩して会社の資金に充てようかと考えて、一応断りを入れておこうと妻に現状がこれこれこうだからと話したんです。

Sさん:
そうしたら、ファクタリングを試してみれば?と言われたんです。再来月以降には支払いがいくつかあるならピッタリだと思う、と。その再来月以降の支払い、売掛債権を買い取ってもらうサービスだから売ったその日にお金が入ってくることもあるんだとか。

手数料分は引かれるってそりゃ当たり前ですが、それにしても実質入金の前倒しですよ。
正直予想外のアドバイスで、ファクタリングなんて私もうっすら聞いたことあるかなくらいだったのになんでそんなこと知ってるの?と思って話を聞いてみたんですよ。

どうやら、ママ友会の仲良しの1人がネットショップを経営してて何度か使ったことがあると話したことがあるらしく、そんな借金でもない便利な方法があるのかと、半信半疑で一時期自分で期調べたことがあったんですと。

インタヴュアー: 奥様がご自分でネットなどで調べられたということですか? それは頼もしい限りですね。

Sさん:
私と同い年なのにうちのほとんどの役員よりこの手の情報に詳しいんですからかないませんよ。
マ、そんなこんなで次の日さっそく社内で会議です。

妻の話と、その場で社員の中でも若いのが検索して調べたりしてくれた情報を整理すると、確かに今の状況にファクタリングはちょうど都合がいいんです。

うちは今回スケジュール上間に合わない支払いがあるというだけで、ずっと契約が続いてる取引先はいるし、新規で契約が決まってる会社もある。
おそらく、その売掛債権のうちどれかひとつを適当なファクタリング会社に買い取ってもらうことができれば、今回はそれでいける、よしやってみようということになりましたんです。

資金調達にファクタリングの活用を決めたSさん、さっそくファクタリング会社を探しますが…

初めてファクタリングを利用するSさんは世に乱立するファクタリング会社の余りの多さにとまどいますが、スタッフの機転で無事にここも切り抜けます。

インタヴュアー: 今回、ファクタリング一括査定サービスをご利用いただきましたが、会社の選定から入金までのプロセスなどお聞かせいただけますか?

Sさん:
こちらを見つけてきてくれたのも例の若い社員でした。
最初は、私が自分のパソコンでネットを検索してみたんですが、ファクタリング会社の数が多すぎてもう早々に諦めかけたんです。初めての利用でこの中から都合の良いサービスを見つけ出すなんてマア無理です無理。いっそ子供がスーパーのおまけのガチャガチャで当たり引く方がまだ確率高いと思った、そんな私を見かねた若いのがここを見つけてくれて、社長これやりましょう一括査定サービス、向こうから連絡くるやつですよ、と。

インタヴュアー: 若い役員さんに、私からもお礼を言っていたと是非お伝えください(笑)

Sさん:
抱きしめそうになりましたよ。 いいから早くしてくださいって怒られましたが。
そういうわけで無事、見繕っておいた売掛債権のうち、来月分に+αで余裕を持って運用できそうな金額のやつを査定に出して喫煙室でホッとひと息つきました。
マ、明日ぐらいにはどこかしらからは連絡があるだろう、なんて暢気に考えながら席に戻ったら…エェ目を疑いましたよ既に3社から連絡がきてたんですから。

Sさん:
若い社員までそんなことある……?みたいな顔して戦きつつも全員で頭を突き合わせて条件比較をしてたら追加でまた1社増えたときた。もうそこからはワタワタ条件整理をして一番安い手数料を提示してくれたファクタリング会社に連絡を取りました。それで無事契約できた頃には昼をまわっていたかな、振込、明日には間に合いますよ言われて椅子からひっくり返りそうになりましたよ。

インタヴュアー: お話を聞く限り、かなりファクタリング会社にとってもリスクの低い、優良な売掛債権だったようですから、しっかり選別されていたのが功を奏したのではないでしょうか?

Sさん:
ファクタリングについてずっと調べてくれていた若い社員が言うには、大手の売掛債権を選んだのが良かったんだろうと。
私も妻や彼らの話を聞く傍ら、自分なりに調べて少なくとも自社の信用どうのじゃなく、商品は売掛債権だから売掛先の信用が重要っぽいという情報だけは頭に入れておいたんです。それが良かったんですね、付け焼き刃ながら社長の面目躍如といったところです。

インタヴュアー: Sさんの会社は皆さん自然に連携が取れていて素晴らしいですね。 通常2社間ファクタリングでは手数料は10~20%ですが、Sさんの契約では9%程だったとお聞きしました。

Sさん:
ハイ、翌日本当に売掛金から手数料分の9%を引いただけの額がつるりと振り込まれていまして、無事リースの支払いに間に合ったどころか、必要な金額より少し高めの売掛債権を活用したおかげで、むしろ若干余裕を持って以降の運営に繋げることができました。

現在は定期的にファクタリングを取り入れ会社の柔軟さもパワーアップ

自社の資金サイクルとファクタリングの相性の良さに気づいたSさんの会社は、その後も積極的にファクタリングで資金調達をすることで、社風にふさわしい臨機応変な資金繰りを実現しています。

インタヴュアー:最後に、今後の展望や、ファクタリングを検討中の方へアドバイスなどありましたらお聞かせください。

Sさん:
当面は一括査定サービスで条件の良いファクタリングを選びつつ、将来的に継続契約が可能なファクタリング会社を見つけよう、というのが今のところ皆の意見としてまとまりました。
アドバイスという程のアレでもないですが…運送業は世界情勢にとかく影響を受けやすいですから、今回のような突発的な落とし穴にはまることは今後もあるでしょう。

だけど同時に、ある程度安定した案件を継続的に受注できる強みもあって、ファクタリングで瞬間的なピンチを乗り越えるやり方とは相性が良いと思います。

そこから長期的な資金繰りに組み込むなら、より信頼のおけるファクタリング会社と契約したい。
そんな会社を0から探すのは素人にはまず厳しい。こちらさんのような一括査定のサービスを存分に使い倒すことをおすすめしたいです。

Sさん、この度は貴重なお話をお聞かせいただき、どうもありがとうございました。

まとめ

突然の資金不足の落とし穴を、家族とスタッフのチームワークによる見事なジャンプで乗り越えたSさんの事例でした。
今回のように、売掛債権の信頼性が高ければ契約における様々な要素が利用者にとって有利な条件になることもあります。
入金予定は確実だけどそれまでをしのげるかが不安という方、しっかりした取引先があるのに銀行の融資やビジネスローンは自社の審査が通らなくて断られた、という方は、是非、真剣にファクタリングを検討されてはいかがでしょうか?

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