入金サイクルが変更となり資金繰りショートの可能性!皆川社長を襲った悲劇とは

長年の取引がある取引先だからといって決して安心はできません。

というのは取引先の倒産リスクはもちろんのこと、その他に一つ大きなリスクがあるからです。

それが入金サイクルの変更というリスクです。

登場人物紹介

  • チョウタツ王

    チョウタツ王

    中小企業経営者を支援する資金調達界の救世主。
    ファクタリングを世に広めるため日々活動中。
  • ヒロコ

    ヒロコ

    チョウタツ王のもとで助手として働く。
    ファクタリングについて日夜研究中。
  • 皆川社長

    皆川社長

    東京都内で建設会社を営む2代目社長。
    仕事にかける情熱と社員を大切に想う心は人一倍だが…。
  • 間宮社長

    間宮社長

    運送会社を経営している実力派の熱血社長。



~イタリアンレストランにて~


ある日のイタリアンレストランから話は始まる
  • ヒロコ
    本当だ!間宮社長の言った通り!
    ここのパスタ本当に美味しいですね♪
  • 間宮社長
    だろう?ヒロコちゃん。ここのパスタ本当に絶品で女の子ウケもいいんだ。
  • ヒロコ
    え?女の子ウケ?
  • 間宮社長
    いや何でもない。

    とにかくヒロコちゃんが喜んでくれて良かった!実はここ、夜にはバーの営業になるんだ。美味しいイタリアンワインを飲みながらプロシュートを食べないかい?
  • ヒロコ
    なんかおしゃれですね…!間宮社長の奢りなら付き合っちゃおうかなあ♪
  • 間宮社長
    もちろんもちろん、女の子に出させなんてしないさ!
    (ぐふふ、やったぜ♪あと少し・・・!)

-♪ピロロロロロロロロ・・・・-


「着信 皆川」


着信 皆川
  • ヒロコ
    あら?間宮社長、携帯が鳴ってますよ?
  • 間宮社長
    ああ、間違い電話だからいいよ
  • ヒロコ
    でも皆川って書いてありますよ
  • 間宮社長
    え?皆川?ホントだ、皆川くんだね!
    (クソッ、こんな時になんだよ)
    あ、もしもし?
  • 皆川社長
    間宮先輩、お疲れ様です!今ちょっと大丈夫ですか?実はちょっとご相d

ブチッ


  • 間宮社長
    切れちゃった♪
  • ヒロコ
    こっちから切っちゃったの間違いじゃないんですか?
  • 間宮社長
    いいんだ。ろくな連絡じゃないからね。
    それよりヒロコちゃん、スペインバルは好きかな?実は私の会社の近くにおすすめのスペインバルが

-♪ピロロロロロロロロ・・・・-


「着信 皆川」


ピッ


  • ヒロコ
    とうとう出ないで切っちゃいましたね
  • 間宮社長
    え?何も見えてなかったよ?電話なんて来てないよ?
    (今皆川の相手をしている時間はないんだ!)

-♪ピロロロロロロロロ・・・・-


「着信 皆川」


  • 間宮社長
    (ここまで来るともう鬼気迫るものを感じるな
    もしもし?なんだ皆川、今重要なお客様との商談中で忙しいんだが
  • 皆川社長
    間宮先輩助けてください!実はもう会社が駄目かもしれないんです!
    そうなったら俺、先代から受け継いだこの会社をダメにしてしまうかもしれません・・・
  • 間宮社長
    お前の会社、年がら年中やばいじゃないか(笑)
  • 皆川社長
    そんなこと言わずに助けて下さい。どうせヒロコちゃんもそこにいるんでしょう?
  • 間宮社長
    (バレてるのか・・・)
    分かった仕方がない。今から会社に行くからちょっと待ってろ、ヒロコちゃんも連れて行く。

    ヒロコちゃんごめんね、どうも皆川のやつちょっと会社が危ないみたいなんだ。
  • ヒロコ
    またですか?
  • 間宮社長
    まあそう言わないで一緒に付き合ってあげてよ、今度お礼にスペインバルおごるからさ
  • ヒロコ
    (転んでもただで起きない間宮社長、さすがね)

〜皆川社長のオフィスにて〜


皆川社長のオフィス
  • 間宮社長
    で、皆川どういう状況なんだ?
  • 皆川社長
    実は今、会社で一番大きな取引先さんから連絡があって、急で申し訳ないんだけど次回の入金から支払いサイクルを変更させて欲しいって言われたんです。

    入金サイクルはいつもは月末に請求をあげて翌月の10日という短いサイクルで入金してもらっていたんですが。

    これが月末に請求をあげてから翌々月末に入金になるということだったんです。
  • 間宮社長
    毎月末締め請求の翌月10日払いか。確かに元々入金サイクルがめちゃめちゃ短いから翌々月末になったとしてもまあ文句は言えないな。
  • 皆川社長
    そうは言ってもこの取引先さんからの入金でほとんど会社の資金サイクルを賄っているので、この調子で行くと来月の支払いや資金繰りに影響が出そうなんです。
  • 間宮社長
    そうなってくると今やらなければいけないことはなんだ皆川?
  • 皆川社長
    えーとまず、営業取りまくります!僕だってやるときはやるんです!
営業取りまくります
  • 間宮社長
    うん。そうだな。ひとまず営業は取らなければならないな。でも大体営業を取ってきたところでおそらく来月の支払いには間に合わないんじゃないか?確かに現金決済をしてくれる業者さんもいるだろうが、皆川の建設業の会社の場合は業種的にほとんどの場合は口座を開いたりして月掛け払いになるんじゃないか?
  • 皆川社長
    そうなんです、それが問題なんです。だから何とかして現金決済をしてくれる取引先さんを探そうと思っているんです!
  • 間宮社長
    その心意気は買おう。でもな、先輩として一言言わせてもらうと、いきなり新規の営業をかけている建設会社で現金決済を要求する会社さんってどう思う?
  • ヒロコ
    もしかしたら経営が危ないのかなって思われるかもしれませんね。
  • 間宮社長
    そう、その通りなんだ。新規に営業をかけるということは、それだけ会社の名前が業界全体に広がっていくということになるわけだ。特にお前の会社はBtoBビジネスをやっているから尚更なんだよな。

    MABtoCのビジネスであればもちろん現金決済が当たり前の世界だから、現金決済の営業をかけてもいいんだが、BtoCのビジネスにはあまり力を入れていなかっただろう。
  • 皆川社長
    そうですね。BtoCのビジネスも一応やってはいますが、どうしてもリソースはBtoBビジネスの方に傾いてますね。
  • 間宮社長
    それに単価だってBtoCビジネスの場合はあまり多くは取れないからな。

    無理やり値段をあげると、それこそ業界の中での評判も悪くなっていくことだろう。最近はインターネットも強い。情報が拡散されてしまうと、その会社の名義ではもう仕事が取れなくなってしまうというリスクも考えるべきだな。
  • 皆川社長
    それではどうすればいいでしょうかもう?本当に分からなくなってきました・・・

    いっそのこと新しいビジネスに手を出して一旗あげるしかないでしょうか・・・

    そういえばちょうど真珠の養殖ビジネスの話が来ていて、そこに今ある資金を投入して・・・
  • チョウタツ王
    相変わらずのセンスだな、皆川社長よ。
チョウタツ王
  • 皆川社長
    チョウタツ王!どうしてここに?
  • チョウタツ王
    ヒロコからメールをもらってな。
  • ヒロコ
    どう考えても資金調達が必要になりそうだったから予めよんでおいたわ。
  • 皆川社長
    ありがとうございます!
  • チョウタツ王
    とにかく事情はだいたい聞いた。

    資金繰りが危うくなりそうなことが事前に分かっているのであれば、はやばやと解決に向けて動いていた方が良いだろう。

    よく夏休みの宿題を早めに終わらせるタイプと末日に一気に終わらせるタイプの二通りの人が世の中にはいるというが、ビジネスの世界では末日に一気に終わらせようとする考え方は非常に危険じゃ。

    出来る限り早い段階で問題を解決しておくのじゃ。危険の花が咲いてしまう前に危険の芽の状態で摘み取ることができるぞい。
  • 皆川社長
    めちゃめちゃいいこと言いますね、伊達に生きてるわけじゃないんですね。
  • チョウタツ王
    そうじゃな。

    まあ良いとにかく皆川社長よ、これからやるべきことは分かっておるか?
  • 皆川社長
    わかりません!
  • チョウタツ王
    そうじゃろうな・・・

    相手先の都合で資金サイクルが変更になった場合でも、ファクタリングを使うことが可能じゃ!
  • 皆川社長
    えっ、そんなことできるんですか?
  • チョウタツ王
    もちろんじゃ。
項目 2社間
ファクタリング
3社間
ファクタリング
売掛先への通知 なし あり
売掛金の入金先 利用者の銀行口座 ファクタリング会社の銀行口座
債権譲渡登記 必要に応じて 必要に応じて
手数料 10%~30% 3%~10%
売掛金の代金回収 利用者 ファクタリング会社
入金までの期間 即日~1週間程度 即日~売掛先承諾まで
審査の柔軟さ 融資より緩い 2社間より緩い
総 評 売掛先への通知は不要だが3社間に比べ買取額が低い 審査が緩く買取額が高いが売掛先へ通知が入る
  • チョウタツ王
    ファクタリングはそもそも既に売上が確定している請求書を買い取ってもらうという説明がなされるほどシンプルな構図でな、売上が確定して請求書を送付したらその請求自体が売掛債権となるわけじゃ。これを手数料差し引いてファクタリング会社に買い取ってもらうというわけじゃ。

    そうするとファクタリング会社は売上債権を買い取ったお金として皆川社長のもとに手数料を差し引いたお金を払ってくれる。

    その後は簡単じゃ。元々の支払い期日に取引先から入金があったらその入金をそのままファクタリング会社に送金すればよいのじゃ。
  • 皆川社長
    そんな方法もあるんですね!
  • チョウタツ王
    これは2社間ファクタリングという方法の場合じゃな。

    これが3社間ファクタリングになると、きちんと債権譲渡の手続きを踏むので相手先は正規の期日に皆川社長の会社の口座ではなくファクタリング会社の口座に代金を支払うことになるわけじゃが、今回の場合は相手先にファクタリングを利用することが知られない方がよかろう。

    だから2社間ファクタリングでこのような形の取引をするのじゃ。

    ただしファクタリングはすでに請求が上がっていて売掛債権が確定しているものというのが前提条件となっておる。

    ここまで言えば何をすべきかわかるな?
  • 皆川社長
    わかりません!
わかりません!
  • ヒロコ
    皆川社長、まずはその取引先様への請求書を起こしましょう♪
  • 皆川社長
    ヒロコちゃん、そうだったね。
  • チョウタツ王
    その通りじゃ。

    まずは請求書がなければすべてが始まらない。一番最初に相手先に支払いサイクルを変更した請求書を送付して、これを相手方に受け取ってもらうことが始まりじゃ。

    万が一のことを考えて、請求書を送付した後に相手先の担当者に請求書をきちんと受領したということを確認しておくとよいな。
  • ヒロコ
    そして次にファクタリング会社への連絡ですね♪
  • チョウタツ王
    ヒロコ、その通りじゃ。

    後はファクタリング会社さんの方で色々な手続きのアドバイスをくれるので、その通りにするだけじゃ。

    場合によってはサービスという形で経営相談に乗ってくれるケースもあるな。
  • 皆川社長
    そんなことまでしてくれるんですか?
  • チョウタツ王
    さよう。最近のファクタリング会社はサービスも良くてな、経営コンサルタントが色々と話を聞いてくれて相談に乗ってくれるというケースもあるのじゃ。コンサルティングの代金がファクタリング手数料に入っていると思えばお得じゃな。
  • 皆川社長
    なるほど、いいことずくめですね。

    じゃあとりあえず今すぐ請求書を上げて請求書が通ったらファクタリング会社に連絡を入れてみます!

    これで入金サイクルが変更になっても問題なく事業を継続できそうです!

    チョウタツ王、ヒロコちゃん、それに間宮先輩、いつもいつもありがとうございます!
  • 間宮社長
    いいってことよ皆川。俺も忙しい商談の合間を縫って相談に乗った甲斐があったぜ。

    さ、ヒロコちゃん、色々考え事したらお腹すいちゃったね?

    美味しいドルチェを食べに行こうか♪
  • 皆川社長
    (間宮め・・・ヒロコちゃんは僕のものなのに・・・!)



今回のまとめ

取引先による支払いサイクルの変更は会社のピンチ!ファクタリングで乗り切ろう

長年の取引がある取引先だからといって決して安心はできません。

というのは取引先の倒産リスクはもちろんのこと、その他に一つ大きなリスクがあるからです。

それが入金サイクルの変更というリスクです。

特に毎月の入金額が大きい大口のお取引先様ともなると取引を開始した当初は毎月この日に入金があるという契約をしたとして、それを何年も続けると自ずと会社のキャッシュフロー自体がその会社からの入金に頼りがちな部分が出てくることがあります。

もちろんこれ自体は悪いことではありません。

主要取引先からの入金で会社を回すというのは決して間違ったことではなく、むしろ会社として一つ大きな収入源があるというわけですから経営上好ましいことといえます。

しかしビジネスの世界は常に変動や変化があるもので、周りの業界に動きがあるとその会社も煽りを受けて支払いのサイクルを変更しなければならなくなるというケースもあります。

また、前兆としては経営者が変わった場合にも入金サイクルが変更に注意しておいた方が良いでしょう。社長の交代はもちろんのこと、担当者の交代に関しても注意しておくと安心です。

それでも尚、入金サイクルの変更の通知が突如としてきた場合会社として取れる対処法には限りがあります。特にパワーバランスの問題で強く相手に言うことができないという場合には、今回の皆川社長のように入金サイクルの変更はできる限り断りたいにもかかわらず、分かりましたと了承するしかないというケースもあるのではないでしょうか。

入金サイクルの変更を拒否するという選択肢がない場合は、まず次の入金が行われるまでの数ヶ月間を現時点での会社の内部留保で補うしかありません。

とはいうものの小規模な事業を回しているという場合やそもそも個人事業主であるという場合には内部留保という概念そのものがないケースが存在します。

実情として、内部留保が全くない状態で会社が回っているという時や、一時的に内部留保がない状態で入金サイクルが変更になると完全に事業がストップしてしまいかねない大打撃を受けることに繋がります。

この場合は、まずファクタリングという形で次の入金があるまでの期間を繋ぐというのがおすすめです。

多くの場合経営者の方はこの時点でつなぎ融資などの検討を始めることになるのですが、実際申し込んでみると様々な手続きが必要になったり、そもそも審査が厳しかったり、融資という性格上会社のキャッシュフローに負債が残ってしまったりとつなぎ融資は使い勝手が決して良いものではありません。

精神的な負担も融資の結果を待たなければならないという点で大きなものになりがちです。特に経営者の方が現場に入って働いているようなビジネスの場合は、社長のメンタルの状態で売上に大きく変動が出る恐れがあります。

このような状況を避けるためにもスピーディーに利用できるファクタリングで早急に状態を打開するのがおすすめです。

とはいうものの、今や急成長を遂げている業界であることも影響してファクタリング会社は数多く存在します。

どのファクタリング会社と相性が良いのかということも考えなくてはなりません。時間がない時には特にファクタリング会社選びに苦労してしまうということもあるのではないでしょうか。

しかしご安心ください。ここには厳選された優良ファクタリング会社が多数登録されています。ユーザーからの口コミもあるファクタリング会社で、安心してファクタリングの申し込みを行い、今すぐに売掛債権を現金化しませんか。

また、時間がない時にはファクタリングの一括査定を依頼するという方法もあります。従来であればファクタリング会社に一件ずつ連絡をして条件を引き出さなければなりませんでしたが、ファクタリングの一括査定サービスを利用することによって社長さんがすべきことは売掛債権の金額や本来の入金期日を選択してサービスに送信するだけ。

もちろん無料でサービスを利用することができます。

その後はファクタリング会社の各企業から見積額が届きますので、相性の良い所に申し込みをするだけで社長さんのお金の悩みは嘘のように消し飛んでしまいます。
チョウタツ王 お客様の声