若い従業員がバカッター騒ぎを起こし売り上げが激減。そんなピンチを救ったのはファクタリング

買取査定額189万円で売掛金を売却したS.N社長


56歳男性、先代から引き継ぐ造園業の三代目社長をやっております。

体験談のようなものを書かせていただくのは慣れないもので、何かと読みづらいものがあったらお許しください。

当社は創業が1960年代とそれなりに古い会社で、私は三代目社長。三代目が会社を潰すとは昔からよくいわれるもので、先代に負けないような会社づくりや造園業務に精を出してきたつもりです。大規模な会社ではありませんが、従業員についても教育をしっかりと行い、私の教えを守る良い職人ばかりを育ててきたつもりでした。

そうです。育ててきたつもりだった、という言葉が表す通りで、私は仕事に関することは教えてきたつもりですが、それよりももっと重要なことを教えられていなかったのです。これは時代の流れをきちんと理解していなかった私に責任があることですが、ある日突然従業員がおかしな行動に出て、私は窮地に立たされました。

事の発端は、従業員に休みを与えたことでした。もちろん当社では休みは盆暮れ正月、連休、その他必要な時期には必要なだけ休みを与えておりました。

職人は40代くらいのものが多いのですが、職人見習いの従業員は20代やまだ未成年のものもいるなど、若い者がいくつかありました。そして、運命の盆休みです。

従業員にいくらかの小遣いをやって故郷に帰らせ、私も盆休みを満喫していたところでしたが、二日目の夜、業務用の携帯電話がけたたましく音を立てました。

知らない番号でしたが、お客様から急ぎのご用件かと思い電話に出てみたところ、どうやら会社にかかってきた電話が転送されているようでした。電話の相手は、テレビ局のディレクターと名乗っていました。

有名なテレビ局のディレクターさんと名乗っていたので私はつい、会社の取材が入るのだろうと思い、途中まで話を聞いていました。しかし、どうやら様子がおかしい。よくよく話を聞いてみると、当社の若い従業員がSNS上に不適切な行為を行った動画をアップロードしており、それがいわゆる炎上状態になっているということではありませんか!

私の所に騒ぎの一報が入ってきた頃には、時、既に遅し。

新聞やテレビなどで有名ないわゆる「バカッター」という状況と全く同じことでした。

インターネット上に様々な情報が拡散されてしまい、またインターネットとは恐ろしいもので、あろうことか当該の従業員はSNS上に勤務先として当社の名前を表示していたことから「勤務先の教育はどうなっているのだ」という苦情が殺到することがすぐにわかりました。

休み明けは会社として対応しなければならないと思っており、それよりもお客様にご迷惑をおかけしたことが何よりも心苦しくてたまりませんでした。

無言電話やいたずらの類も覚悟しておりました。しかし意外なことに、大きな騒ぎにはなりませんでした。お盆明けに海外の関係で大きなニュースが入ってきたこともあり、ワイドショーなどは幸運にも、今回の内容をそこまで大きく取り上げることはありませんでした。

しかし大変なのはここからでした。バカッター騒ぎを起こしたということで、売り上げが激減。個人のお客様からは当然ご依頼をいただくこともできず、長年にわたりお付き合いのあった自治会からも「本年の取引はない」とのことで通知がありました。間違いなく本件が影響しているのだろうと思いましたが、これで問題になるのは売上ダウンです。

ちょうど仕事に使う道具などを刷新したり、事務所の拡張移転工事を行った後で会社の内部留保も心許ない状況となっており、その他道具や資材などの支払いなども合わせると明らかに資金が足りない状況となりました。

ちょうど仕事に使う道具などを刷新したり、事務所の拡張移転工事を行った後で会社の内部留保も心許ない状況となっており、その他道具や資材などの支払いなども合わせると明らかに資金が足りない状況となりました。

このままでは従業員に給料の欠配が生じてしまうという状況まで追い込まれ、私は何とか売り上げダウンの窮地を乗り切らなければなりませんでした。

無論、今回の事態を引き起こした従業員は就業規則にのっとり厳しく処罰しましたが、それよりもまずは従業員の給料保全を考えなくてはなりません。同様に取引先各位への支払いも重要です。

金融機関への融資申し込みも検討しましたが、バカッター騒ぎを起こした直後ですから、印象も良くないに決まっています。

そこで私は、以前異業種交流会で話を聞いていたファクタリングに挑戦することにしました。ファクタリングは売掛債権を買い取ってもらえるサービスと聞いておりましたので、まずは2ヶ月後に入金予定の作業代金200万円をファクタリングにかけることと致しました。

とはいうものの、ファクタリング業者も星の数ほどあるそうで、どの会社に申し込んでよいかわからず路頭に迷っていたところ「ファクタリング業者の一括査定サービスがある」という広告を目にしました。

これしかないと思う私は、業者の一括査定サービスに申し込みを行いました。非常に簡単で、事業種別や売掛先が上場企業であるか否か、そして売掛金の入金期日と売掛代金を選択するのみ。

連絡先の電話番号を入力して申し込みを完了すると、15分程度でしょうか、携帯電話が鳴り止まない状況となりました。なかには1件か2件ほど、例のバカッター騒ぎに関する苦情の電話もありましたが、ほとんどがファクタリング業者からの電話でした。

買取査定金額についても「正式な審査をしなければわからないが、おそらくこのくらいの金額になるだろう」と、おおよその金額を教えてもらうことができ、安心して見積もりを受けることができました。

これが一件ずつ電話をかけて問い合わせをしていたらどれだけの労力と時間になったことだろうと思うと、一括査定サービスというのは非常に便利なものだと感じております。

最終的に今回は、売掛債権の内容や額面的に一番相性の良い業者さんとお取引をするに至り、どうやら、その業者さんは当社のような事業内容を主体に営業している会社やその周辺の事情にお詳しいようでした。

その方面に詳しいということは債権の保全も取りやすいということらしく、ファクタリングの条件も非常に色良いものにしてもらうことができました。

一方で、ファクタリング業者の中には得意分野と不得意分野があるということも教えていただきました。不得意分野であろうと思われるファクタリング業者さんからは確かに、あまり色良いとは言い切れない金額での提示があったことを思い出しつつ、私は今回ファクタリングで売上ダウンの窮地を脱出することができたのです。

ファクタリングの長期連用は経営上良くないことではありますが、このように窮地を救ってもらった恩人ともいうべき存在です。

また万が一資金調達が必要になった際には迷うことなくファクタリングをお願いしようと思っております。