大きな誤算が招いたイベント代金の支払い!残された支払い猶予は【24時間】

大きな誤算が招いたイベント代金の支払い!残された支払い猶予は【24時間】

イベント会社を経営しています。

この業界、どうしてもチャラついたイメージがありますが、支払い関係に関しては業界よりも厳しいと思います。というより厳しいんです。

私もファクタリングがなければ今頃どうなっていたかと思うと、非常に今でも体が震える思いがします。

あれは2年前のことでした。

私は当時大きなイベントに携わっていました。地方都市でのイベント開催だったのですが、いわゆるクラブイベントで、当時芸能界でも有名なアイドルの女の子も呼んだ大掛かりなものでした。

イベント会場のレンタル費用は1晩で80万円ほど。お客さんが予想通り入ってくれれば、全く問題なく支払える金額でした。

ところで、イベント事業というのは基本的な収益構造がシンプルです。

イベントの会場のレンタル費用にドリンクなどにかかる諸経費、そして、モデルさんなど演者さんへの出演料。これらが大まかに支出となります。そして、収入は協賛などでいただく広告費の他に、もちろんお客様からいただくチケット代などが大きな柱となります。私は元々イベントのプロデュース業という形で仕事をすることが多かったので、それ専門の法人を持っていました。

そして、いざイベントの当日。

蓋を開けてみると全くお客さんが入っていませんでした。後から分かったのですが、直前になってイベントの目玉だったアイドルの女の子が会場入りできなくなってしまい、その他にも集客を依頼していたイベンターの若い子達が集団で別のイベントの方に力を入れてしまい、全く集客に成功したとは言えないような状況でイベントは幕を閉じました。

もちろんお客様にもお詫びをしなければなりませんでしたが、当時の私は恥ずかしながらそんなことは考えていられません。そもそもまず、イベントの会場として借りていた会場に対して箱代を支払わなくてはなりません。

ご存知の通り、繁華街のイベント会場というのは支払いは基本的に、現金前払いなのです。

その時は信用貸し、という部分もあってイベント終了後に入ってきたお金から支払えば良いという風にしてもらっていました。

こうなると後が大変です。

イベントの最中から背の高いスーツの男性に後ろから声をかけられ「イベントの会場費、ちゃんと払えるんですよね?」と何回も確認されるようになってしまいました。

イベントが終了したその日の夜中にイベントの箱代を支払うことができなければ、大変なことになるというのは容易に想像がつきました。ただし、イベントが失敗に終わっているということ自体は先方も先刻承知ですから、ひとまず、掛け合ってみることにしました。

すると24時間だけ待ってくれるとのことでした。24時間以内に必ず手渡しでイベントの費用を持ってこないと、後はどうなるか分からないとのこと。

いまだかつて、ここまで追い込まれたことはなかったかもしれません。しかし、私は死に物狂いで現金をかき集めなければなりませんでした。

イベントの集客をしてくれなかった子達や、芸能人の女の子の事務所に対して抗議をするというのも、大事な仕事でしたが、ひとまず、24時間しかない時間の中ではそんなことは後回しでした。

ひとまず、支払わなければならない80万円のうち、20万円は協賛広告費などが残っていたため、残り集めなければならないのが60万円でした。

そして、なんとか手元にあった現金が20万円で、残り40万円。

この40万円がどうしても捻出できず大変困りました。

また、このような商売をしていると恥ずかしながらカードローンやキャッシングも通らず、実家の家族や親友にも不義理ばかりしていたのでお金は借りられませんでした。

いよいよ私もここまでかと思いましたが、最後の最後で見つけたのがファクタリングというものでした。

当時はまだ今ほどファクタリングが有名ではなかったので信頼もできなかったのですが、なにやら自分が既に発行した請求書の金額をそのまま買い取ってもらうことができるサービスだということは伝わってきました。

それであれば、と思い出したのがちょうど前回のイベント。プロデュース費用で80万円ほど請求が上がっているものがあり、1ヶ月後の支払いを待っているような状況でした。

これを思い出し、半信半疑でファクタリング会社に電話をしてみました。お金を用意しなければならないタイムリミットまでは残り9時間ほどを切っていたため、もうほとんど藁をもすがる思いで電話をしたのです。

ところが私の思いに反して相手は意外とあっさりしたもので、請求書を送ってほしいと言われました。そして、請求書の他に私の事業を証明できるような書類を送付し、待つこと1時間ほど。

すぐに折り返しの連絡があり、手数料10%であれば、先方にも分からないような形で今すぐにでもお金を振り込みます。とのご連絡でした。

人生の中でいまだかつてここまで嬉しい電話はなかったかもしれません。

すぐに振り込みをお願いすると、きっちり10%の手数料が引かれた72万円が私の口座に着金していました。

すぐさま私は必要な金額にプラス10万円の迷惑料を携えて相手先へ向かい、入金を済ませました。するとトラブルにもきちんと対処のできる信頼のおける人間だと認めてもらうことができ、その後様々なイベント会場をより良い条件で利用させてもらうことができるようになりました。

おかげさまで今では私も少しは有名なイベンターになりました。あの時ファクタリングがなかったらと思うと、今でも身震いするような感じがします。今すぐにでも資金を現金化したいという方は、悪いことは言いません、ファクタリングを検討した方が良いと思います。